2025年11月9日、日本語ボランティアをしている人、これからやってみようと思っている人が新宿コズミックセンターに集まりました。主催は新宿未来創生財団さま。

最初は、日本人は部屋でやさしい日本語のレクチャー、トークパートナーさんは別室で打ち合わせ、と別々でスタート。
トークパートナーさんたちはとても緊張していて顔も強張っていたけれど、「今日は日本人が外国人と話す練習をします。一緒に練習してください」と言ったら笑顔が見えました。
「今日はわからない時はわからないと言っていい、100%わかった時に「わかった」と言ってください」とお願いしたらとても安心して緊張が解けたようでした。こうやって心の安心を言葉で伝えることも大切だなあと思いました。
わからない時の顔、わかった時の顔、ちょっと練習しました。その時の明るい笑顔を見て、今日の講座はうまくいくと確信し、いざ会場へ移動!

ワークショップでは、トークパートナー全員と日本人参加者が話しました。最初は緊張していたトークパートナーさんたちも段々慣れてきて手短に自己紹介をして日本人のみなさんからの質問にてきぱき答えていました。ゲームを交えたやさしい日本語の練習、楽しくて段々と難しい日本語になる場面もありましたが、途中やさしい日本語を使えているか、相手の反応をきちんと見ているか振り返りをしながら丁寧に練習を進めていきました。最後の方にはみなさん、しっかりとやさしい日本語を使ってやり取りをすることができるようになっていました。

実際に練習した内容を全員の前で発表してもらったのですが、、実際の会話のように自然な会話を披露、まるで劇の一コマを見ているよう、日本人と外国人が作り出した劇に大きな拍手が送られました。
最後に日本人参加者の感想を聞くと「言葉がわからなかった時に言い換えをさがすのがむずかしかった」「こちらが言いたいことを伝えることの前に、相手のしたいことなどを聞くのが大切と気づくことができた」など、練習を通して気づいたことをシェアしていただきました。
外国人の感想も「みなさん親切でとてもうれしかった」「いつもは40%ぐらいしかわからないけど、今日は60%(?)わかりました」「幸せでした」と笑顔で話してくれました。
企画してくださった財団のみなさま、参加してくださったみなさま、トークパートナーのみなさま、ありがとうございました~!






