2024年3月21日(木)、八王子市役所の職員さん向けにやさしい日本語研修をさせていただきました。
さまざまな部署から40名を超える職員さんにお集まりいただき、やさしい日本語のポイントについてお話したあと、ワークショップを行いました。
各グループには、中国、アメリカ、ベトナム、シリアといろいろな国の留学生や主婦の方に入っていただき、職員さんたちが話すやさしい日本語を「わかりやすい!」「もう少し!」と判断してもらいました。
災害時に食べるアルファ米の食べ方を説明するワークでは、みなさんそれぞれ工夫して、上手にやさしい日本語を話していました。
研修の後半には、第三者返答をテーマにした動画を見ていただきました。
たとえば、外国人と通訳さんが窓口に来て、外国の方の方が用事があって質問しているのに、通訳の人に向けて返事をする、といったようなことを第三者返答といいます。無意識の差別、したくないですね。
みなさんすぐにコツをつかんで、あっという間に習得。言い換えも買い替えも説明も、とてもわかりやすく説明されていました。
アンケートでは
・業務にすぐに使います!
・第2回、第3回を希望します!
など、前向きなメッセージをいただきとても嬉しかったです。
参加してくださった外国人トークパートナーの皆さんからも「楽しかったです!」「市役所の方がたくさん来てくれて嬉しかったです。」とコメントをいただきました。
外国人の方が、八王子市役所って便利だな、わかりやすいな、コミュニケーションがとれて安心だな。と思う時、きっと日本人も同じように感じるはずです。
日本人も外国人も、障害を持つ方も、もっともっと住みやすい街になることを願っています。